「ecotone(エコトーン)」とは、直訳すると「移行帯」のこと。
陸域と水域、森林と草原などのように、異なる環境が重なり合う境界領域を指す言葉です。
そこには多様な種が共存し、その特異な環境に適応した独自の生物が息づいています。
時にそれは、急激な変化を緩和するクッション材の役割も果たします。
ecotoneは多様性を育み、進化を促し、自然界のバランスを保つ役割を果たします。
そしてこれは自然界だけではなく人の営みの中にも様々な形で存在し、
私たちの豊かな暮らしを支える仕組みとして存在し続けてきました。
異なるもの同士が否定し合うのではなく、グラデーションのようにつながり共生していく場所。
それこそが、私たちが考えるecotoneです。
私たちの暮らす日本でも同じように、
古来より「間(あわい)」という考え方が存在します。
日本風に言い換えるならば私たちが目指すのは、現代のさまざまな場所に、
この「間(あわい)」を創造することです。